強力なカリスマが登場

この年は、とても強いリーダーシップを発揮する新しいカリスマが現れる暗示があります。国を根底から大きく変え、動かし、国民を新しい道へ導くような人物です。この変化は、哲学や思想が大きく変わるようなものも意味します。ですから、新興宗教のカリスマが誕生する可能性もあります。それくらい 大変革が起こるということです。

政治を裏で操る人物や、水面下で物事を動かす権力者の暗躍も予測されます。こうした裏活動により、情報が操作され、政治を混乱させてし まうようです。国民の生活にも少なからず影響が及ぶでしょう。
政治改革も、星の影響を受け状況が二転三転し、うまく進行しません。 内部で賢明に活動している人もいますが、正当なやり方が通用する年ではないため、全体をまとめていくほどではないでしょう。

労働環境は改善の方向に

長らく厳しい状況にあった仕事の環境にかかわる物事には運が向き始め、復活が進みそうです。国民の意識としても、多少世の中を前向きに考える余裕が生まれるでしょう。ビジネスとして好調な分野としては、家庭的な要素を備えた分野などは勢いが出てくるでしょう。たとえば「家でご飯を食べよう」というムードが再び盛り上がり、アットホームな暮らしを支援するスーパーやコンビニなどに人々が足を運ぶようになりそうです。投資対象として考えるのもよいかもしれません。
高級百貨店よりは、大衆的な商業施設に注目が集まりそうです。さらに、ダイナミックなものよりも、小さくて細やかなつくりの家電や雑貨といったもの、家族をつなぐもの、他には女性にかかわるグッズなど、すべて価格的には1万円もしないような親しみやすいものがヒットしそうです。

ただし、こうした分野の好調は長く続きません。うまくいったかと思うとすぐに流行遅れになってしまったり、トラブルが発生する可能性があります。ビジネスで先を読むのはとても難しいため、次の展開を事前に考えておくことでリスクを低減させましょう。

株や不動産は変動が大きい

景気に関する情報は、乱れる暗示があります。株価や景気、不動産に関して得られる情報が実態経済を反映しておらず、人々がそうした情報に踊らされている状況にありそうです。
一方、株価が大きく変動する場面がたびたび訪れそうです。1月後半や3月に下落する暗示がありますが、特に、4月初めから中旬にかけて、乱高下するでしょう。この時期は、長期的な戦略を立ててもうまくいきません。直感がうまく当たるときもありますが、混乱をまねいて損失を出す可能性が高いです。株価が上向きになるのは9月の後半からになるでしょう。

では、不動産マーケットはどうかというと、年の前半は相変わらず動きは期待できそうにありません。ごく一部の首都圏エリアの不動産市況は回復したと見る向きもあります。しかし、実際に動きが出てくるのは年末に近いときです。
それでも、全体的に見れば、まだまだ住宅や土地の売買が進んでいるとはいえないため、利益を得られるのは情報を把握している一部の企業や投資家のみでしょう。不動産投資などでも、利益を得ることはかなり難しそうです。

内閣が変わる公算大

政府や行政面では、与党が意見のとりまとめに苦心し、政策執行の動きが混乱しそうです。方針が異常なほどに変わりやすく、動きが鈍くなって、あたかも機能不全のような状態に陥ってしまいそうです。景気対策や介護関連などは、先送りになる可能性もあります。
こうした中から、前述のとおり、強力なリーダーシップを発揮する人物が登場しそうです。内部で権力闘争が勃発しながら事態打開の方向へと動くでしょう。結果的に、内閣や閣僚が変わる可能性もありそうです。

また、海外や外国経済に関しても、これまでと一転して、強気な姿勢で臨むようになります。貿易や海外との交渉は、長期戦略ではうまくいかないので、短期決戦がいいでしょう。また、多少攻撃的であっても、誠実さを心がけることが大切です。
この10年は、基本的に毎年地震の可能性があります。ただ、2012年と同様に、この年は比較的大きな地震が発生するかもしれません。事前の対策と心構えが必要です。

	ワンドの10	ディスクの9

タロットによるアドバイス

人も企業も、2014年を勝ち抜くためのカギは「5年後を見据えて動く」こと。
この年、製造業などといったモノづくり企業にとっては、特に厳しさのある1年となるかもしれません。経営者1人のパワーで何とか持ちこたえていく会社も少なくないでしょう。
そうした会社こそ、5年先を見据えて動くことができれば強さを発揮できるのです。経営者は精神的にも非常に疲弊しているかもしれませんが、大変なときこそ、心に余裕を持って将来へのビジョンを描き、洞察力を磨いて戦略的に経営の舵をとりたいところです。